外気温・養生内温度・コンクリート内温度を24時間体制で計測・記録し、打設したコンクリートの品質確保に寄与するシステムです。

用途・目的
- 24時間計測・記録で、コンクリートの品質確保を徹底
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現場でのコンクリート打設、とりわけ寒中コンクリートとなると、温度管理がどれだけ徹底されているかで、コンクリート品質に大きく影響してきます。
コスト削減と品質確保という、半ば相反する要求を十分に満たすには、従来の24時間体制での温度管理だけでは現実的ではない局面もあるという課題に突き当たることもあるでしょう。
当システムでは、モバイル通信技術を用いることで、遠隔での温度管理を24時間体制で実現することが容易になり、情報化施工ならではの低コストと高精度を維持することが可能です。
外気温・養生内温度・コンクリート内温度の3ポイントをリアルタイムに計測・記録できるため、先々の温度推移が容易に推測でき、非常時に至る前に早期の対応を図ることもできます。
万一、コンクリート温度が異常値に達した場合も、連動するパトランプやサイレンで、遠方の管理事務所等にも即座に異常を通知することができるため、高精度の品質確保に大いにお役立ていただけます。
ご注文・お問い合わせは、最寄の営業所へご連絡ください。
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使い方・設置方法
無線通信ステーションとの接続があらかじめ設定されたデジタル温度計を、屋外・養生内・打設コンクリートのそばに設置し、コンクリート内には、埋設可能な使い捨てセンサーを鉄筋等に固定します。
デジタル温度計とセンサーは脱着可能なので、コンクリート用の温度計も複数箇所で使い回せます。
各温度計のデータは無線通信ステーションに集約され、モバイル通信によって専用サーバーに記録されます。
なお、ステーションと温度計の通信可能距離は、見通しの良いところでおよそ100mとなっています。
必要機器・概算費用
機器名等 | 概算費用 |
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無線通信ステーション | 詳細は最寄の営業所へお問い合わせください |
デジタル温度計・センサー ×3 | 詳細は最寄の営業所へお問い合わせください |
通信料 | 詳細は最寄の営業所へお問い合わせください |
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